3日間~九州へ(五木の赤大根編)

五木村では五木の赤大根の生産者犬童さんにお会いしました。
最近はトーホク種苗の赤大根を栽培する方が増えて交雑するようになったこと、昔は出ル羽大根、頭地大根と各集落の名前で呼ばれていたことなどなど、母本の選び方まで教えていただき、赤大根の母本をお土産にといただきました!(写真)

R0013968s

在来種を生産されている方から直にお会いしてお話を伺うことができてよかったです。生前、自然農法の普及に尽力された東海大の片野教授がアビオスの調査で五木村に何度も来られ、赤大根を自家採種する方法を犬童さんに熱心に聴いていたそうです。今でも東海大の農場で赤大根を自家採種して栽培されているとか。。
片野教授について~↓
http://ankei.jp/kanpoken/?n=33

 

もう一枚の写真は五木村から20キロ離れている五家荘の五家大根です。五木村の人は五家荘の赤大根を平家大根と読んでいます。五家荘は平家の落人の3集落と菅原道真を祖とする2集落の総称なのですが、菅原道真を祖とする集落の方が栽培した大根らしいです。

さて、自分は群馬の地でこの赤大根を繋いでいこうと思っているのですが、どの姿・色彩の大根を選抜して種取りするのか。。。犬童さんは自分好みの細長い大根を選んで種取りをしてきましたが、本来の五木の赤大根はずんぐりしたもので、その土地に馴染んだ本来のずんぐりした形に戻ろうするそうです。自然とその土地のあるべき姿に落ち着いていくのでしょうね。

 

群馬県高崎市(東に100メートル行くと前橋市)自然栽培のタンポポ農園

 

 

 

 

2014-11-21 | Posted in 五木赤大根No Comments » 

関連記事

Comment





Comment