雪の中の収穫
いつもありがとうございます。暖冬で予測されたとはいえ、昨日ドカ雪が降りました。
2年前の大雪の時は肺炎で入院してしまい、あえなくビニールハウスを潰してしまいました。今年はその教訓を生かせねばとある程度は準備をしていました。雪の重みに耐えるように、パイプサポートをつっかえ棒の代わりに使用しました。上下に微調整できるので使いやすいです。パイプサポートとはよくマンション等の工事現場で見られる、コンクリ打設するときに天井を支える棒と言えば判るでしょうか。東北の農家さんでも大雪時に民家の軒下の支えに常備しているそうです。上の写真は里芋を保存している穴の支柱が雪で折れてしまい雪水をすくっているところです。
写真↑ パイプサポート設置
今年の雪はとても重く、前回は40センチの積雪でも耐えられたものが15センチの積雪でハウスを潰してしまった農家さんがかなりいらっしゃいました。写真の通り、真っ暗でかなりの量が乗っかった状態。うっかりしていたら今年も潰していたと思います。
パイプサポートを設置したら雪払いをするためにトンネル栽培している畑に急ぎました。
亀戸大根やこれからの葉物野菜や人参を守るために頑張って雪払いしました。払っても直ぐに雪が積もるのでビニールを剥がしました。カブやネギ、白菜のトンネルは間に合わず潰してしまいました。支柱は百数十本、ビニールも破れてしまいかなりの損失を出してしまいました。かなりキツイ。。。。こういう失敗はもう二度も三度も繰り返してはならないと肝に銘じます。
日野菜かぶの収穫風景です。ビニールに被った雪を払ってなんとか無事に収穫できました。今回人参やほうれん草が埋まっている位置が判らず収穫できませんでした。お届けできず本当に申し訳ないです。
<タンポポ通信vol.9 より>
宅配やってます。群馬県高崎市(東に100メートル行くと前橋市)自然栽培のタンポポ農園