固定種野菜について
次世代へ繋ぐ、自家採種にこだわり
タンポポ農園では9割程度、固定種の野菜をお世話しています。
固定種とは、その地域の気候風土の中で収穫した作物から種を採取して次世代に受け繋がれ、その土地に根ざした野菜の種のことです。京野菜や加賀野菜など伝統野菜と呼ばれているものも固定種になります。
見た目や流通上(形が揃っている方が無駄がなく梱包しやすい)利便さなど、味より優先して交配されたF1種より、固定種の野菜は風味がありおいしいです!タンポポ農園でも自家採種を続けています。
命のつながりを大切に自家採種にこだわり、 本当の旬のお野菜を食べてもらえるよう野菜たちを育てていきます。
母本選抜して種取ハウスに定植した松島新二号白菜
白菜の種取は難しいです。。すくすくと成長する畑の白菜の表情(姿かたち、色、葉脈や巻き具合)が個性的で選ぶのも一苦労。。。畑の中から選んだ(母本選抜)ものを採種場へ移動して植え直しました。
抽苔(とうたち)した宮重総太大根
大根の一生をご存じでしょうか?
私たちが食する大根は、大根の人生に例えると半分にも満たない時期に収穫されます。
大きく地の中に実を付けた大根は、年を越し春を迎えると写真のように茎がニョキニョキと伸び始めます。
この姿を抽苔といいうのですが、その後花を見せます。
大根の花って可憐ですよね~~!
花が散り、種ができ次世代へ命を繋ぎます。。